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インドネシアのジャワ島、リゾート気分な水田 by じゃかナビ事務局 2015/06/04 16:03 |
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インドネシアの季節と気候日本国土の5倍もあり、人口も世界第4位(2014年)、熱帯雨林気候のインドネシアには乾季と雨季の二つの季節があります。通常、乾季シーズンは4月、5月くらいから9月、10月くらいまで、雨季シーズンは9月頃から3月くらいまでとされていますが、例えば、ジャワ島の大学都市ジョグカルタ(2014年)では11月くらいまで乾季のように来る日も来る日も日照りが続きました。 日本の夏のように蒸し暑い365日。乾季は特に蒸し風呂かサウナに入ったようです。冷房を入れないと夜は暑くてなかなか寝付けません。日中はサウナに入ったみたいで、地元の人は一日に4回は水を浴びることもあるそうです。外出時は紫外線をできるだけ避けるために暑くても長袖を着るので汗びっしょり。 ただ、地方によっては夕方から結構涼しくもなり、朝方は結構冷えるので、毛布が一枚ないと寒く感じます。特に山のあるような地方では曇って入る時など日中でも快適な涼しさを得られることもあり、特にそういう地域の夜は薄手の化繊のジャケットや靴下がないと寒くていられないということもあります。 雨季シーズンの雨の降り方はかなり激しく、ほぼ一日中降り続く土砂降りが連日続きます。道路事情はあまりよくないので、時々、水溜りのようになっています。ですから、自転車かバイクにでも乗って移動しない限り、水溜りの中を歩くはめになります。凸凹の道路もこの土砂降りのせいではないかと思いますし、コンクリートの建築物の壁などには黒ずんだカビなどが発生しています。時々、なかなか立派な建築物やインドネシア独自の花を咲かせた美しい木々、美しい庭などもあるので、町の概観には残念な黒かびです。 インドネシアの水田風景そんなインドネシアのジャワ島、同時期にこれから米の苗植えをする水田、収穫をする田んぼなど様々でかなりシュールです。なんと年に3回から4回、田植えをするそうです。ジョグカルタからバンドゥングの列車の中から撮影した水田風景 日本人にはなじみのある風景のはずですが、インドネシアの水田風景はほんとうに独特です。それは水田のあちこちに大きなココナッツの実をたくさんつけて誇り高くたっている椰子の木のせいでしょうか。椰子の木にはリゾート地のイメージが濃いせいかも知れません。 水田に椰子の木。風にそよぐ椰子の木の大きな葉っぱは見た目にも清涼感がありますが、実際に太陽を時々避けるにはちょうどいいのかも知れません。段々畑のような水田風景も大変美しい。 私が見た水田風景で特に美しいと思ったのは、大学都市ジョグカルタから車で約30分、カリウラン通りをムラピ山に向かって行ったパケム Pakem と呼ばれる別荘地です。その別荘地にあるゲストハウス「TAHATA」のすぐ近くに広がる水田風景です。 農家の人たちは大変そうです。日本はほぼ機械で田植えや刈り取りもしますが、そのような機械をインドネシアの水田風景では見たことはありません。耕運機を入れている水田は見たことがあります。 インドネシアには台風はなくても雨季には天をひっくり返したような雨嵐のせいか、実った稲はよく倒れています。田植えは網傘を被った数人の人が植えている一枚の絵のような風景に出会うことが多いです。昔の日本のようです。一度、刈入れがほぼ終わった田んぼに現れた男性が、稲を大きく束ねたかと思うと、ひょいと頭の上にのせて200メートルくらい歩いてからリヤカーに乗せて灼熱の中を歩き去っていきました。 椰子の実さて、椰子の実が頭上に落ちてくると命はないと言う話を聞いたこともあるので、のんびり椰子の木の下に立つのは危険です。椰子の木によじ登って葉を切り落としながら、やがて実の部分までたどり着き、そこで大きく育った実を切っては地面に落としていく作業は、実際に目のあたりにすると、椰子の木も結構高いので、なかなか迫力があります。椰子の実を落とす作業は、それなりの場数を踏まないとそんなに簡単にできることではないそうです。 インドネシアの米スーパーマーケットで購入したお米は、袋の中に小さな蛾のような幼虫が沸いてしまい、半分ほど捨てるはめになったことがありました。そんな時に日本のお米が恋しくなったものです。以来、2キログラムほどの小さな袋をこまめに買うようにしています。購入したお米の中に黒い部分のある米粒をみれば即捨てます。中に虫のたまごが生みつけられているのではないかと思うからです。米粒は日本のコシヒカリなどに較べると、ちょっと小さいかなあ、と思います。味のほうは結構いけると思います。インドネシアではお米を椰子の実のミルクで煮込むこともあり、それがまた香ばしくおいしい。ヨーロッパのパラパラした長いお米と違い、日本のように丸いお米なので、おにぎりも作れます。中には海苔を売るスーパーマーケットもあるのが、また嬉しいインドネシアです。 執筆者:Julianne |