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バリ島での移動手段  by  じゃかなび記者

2015/07/20 13:00

バリ島での移動手段


バリ島は公共交通機関があまり発達しておらず、ツアー以外でバリ島を訪れる際の交通機関の選択は、バリでの滞在の満足度に大きく影響する。
 
今回は、バリ島での移動方法や、その注意点等を紹介します。
 

1.徒歩

短距離の移動や観光では、徒歩での移動が一般的だろう。徒歩での移動のメリットはお金がかからず、じっくりと自然や町の様子を楽しむ事ができる事で、狭い範囲に観光スポットやお店が密集している場合にはとても有利な移動手段になる。
 
しかし、バリ島は熱帯の気温の高い島で、日本のように道は整備されておらず、様々な事に注意を払わないといけないため、想像以上に体力を消耗する。同じ5kmであっても、日本で歩く5kmとバリ島で歩く5kmは全く別物と考えておいた方が良い。


バリ島には、徒歩でしか入る事のできないような道も多い。
 

2.自転車

バリ島では1日20000rp(200円程度)の料金で自転車をレンタルする事ができる。借りられる自転車は主にマウンテンバイクで、日本のようなママチャリは少ない。マウンテンバイクでバリ島の自然の中をサイクリングする事は気持ちが良いと思うが、ツアー以外で自転車を利用する事はあまりお勧めできない。
 
その理由は、道と交通量の多さである。道の整備は不十分で歩道には穴が多く幅自体も狭いため、自転車は車道を走る事になる。車道にはバイクが多く、ドライバーの交通マナーも良くないので危険。また、ウブド等の観光地では、歩行者にも気を配らなければならない。


バリでレンタルされている自転車の多くはマウンテンバイク
 

3.バイク

バリ島は、交通機関のあまり整っていない地域で、地域住民の生活の足はバイクである。バイクがあると、行動範囲が飛躍的に広がり、手軽に色々な場所に行く事ができるので、短時間で、安く、多くの観光スポットを巡る事ができる。
 
バイクでの移動は、非常に魅力的な手段だが、1.徒歩・2.自転車で説明した理由で、危険。無免許でバイクを運転する旅行者は多いが、警察に捕まった際には罰金(賄賂?)を払う事になり、外国人に対しては現地人よりも多い罰金を請求される場合があるので、場合によっては高くつく事もある。免許の取得にも手間とお金がかかるので、短期の旅行者の場合は他の交通手段がお勧め。


バリ島のレンタルバイクはスクータータイプが多く、運転自体は簡単。
 

4.ベモ(現地の人が使う小型バス)

「地球の歩き方」には安価で利用できる交通手段だと紹介されているが、ぼったくりに遭う事や、交渉を間違えると「地球の歩き方」に書かれている値段の数十倍の値段を請求される事があるので、利用には注意が必要。
 
誰も乗っていないベモだと、勝手にチャーターにされてしまう事があるので、他の乗客が居るベモに乗るのがお勧め。客は、現地の人ばかりなので、現地の人と触れ合いを楽しむ事ができるので、それがベモの魅力。


ベモは、通学の手段としても使われている。
 

5.プラマ社シャトルバス

バリ島の主要な観光地に路線を持つシャトルバスで、外国人の利用者が多い。値段も良心的(ウブド~空港まで60000rp=約600円程度)で、宿の看板等に表示されており、予約の際、料金を払うと予約票が発行されるので、乗車時にぼられる心配が無く安心。
 
また、宿泊先の近くまで迎えに来てくれるので、スーツケース等の運びにくい荷物を持っていても大丈夫。1日の本数が限られている事が難点だが、安心して比較的安価に利用できるのでお勧め。
 

6.タクシー

タクシーを使う際には「メーターを使って下さい」と言った方が良い。メーターを使わないと高い料金を請求される事や、トラブルの元になる。また、チップをねだってくるタクシー運転手もいるので、注意。
特に空港では断るのに疲れるほど、しつこく声をかけられるので、到着ゲートにはあまり近寄らず、できるだけ早く立ち去るのが無難。
 

まとめ

どの交通手段にも、メリット・デメリットがあり、適切な交通手段を選択する事で、バリをより楽しむ事ができる。バリに行く前には、交通手段を知っておくと便利なので、ぜひ調べてみて下さい。

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