第1回 海外送金とは？〜通常の海外送金とPayForexの違い〜
「日本から海外へお金を送金する・してもらう」…すでに現在海外にお住まいの方にとっては馴染みのあることかもしれませんが、「ヒト」「モノ」「カネ」すべての移動が圧倒的にグローバル化した現在においては、海外送金に対する需要は皆様の想像以上に高まっており、送金する目的によって送金手段も様々なタイプのものが提供されるようになりました。このコラムでは、「海外の銀行口座へ送金する」ことに焦点をあてて、海外送金の仕組み・特長・実際をご紹介します。
新たな海外送金サービスの登場
これまで海外へ送金する場合は、銀行や郵便局の窓口で手続きをするしかありませんでした。必要書類に大量の情報を書かなければならない、時間がかかるし営業時間内に行くことも難しい、しかも手数料がかなり高い…このような不満が多かったのは確かです。しかし、2010年に施行された資金決済に関する法律「資金決済法」によって、銀行以外の業者でも為替取引を行うことが可能となりました。この取引を「資金移動業=資金移動サービス」といいますが、100万円以下であれば資金移動業者（登録業者）に限り、コンビニや代理店の窓口、インターネット（モバイル）などで、国内はもちろん海外へも振込や送金ができるようになったのです。
≪海外送金～チャネルごとのメリット、デメリット≫
海外銀行口座へ送金するPayforexサービス
Queen Bee Capital株式会社が2011年から提供開始した「Payforex」海外送金サービスは、「送金したい相手の銀行口座へお金を送る」サービスです。世界各国の銀行間の国際送金ルートを利用して送金するので、銀行から行う海外送金と、その仕組み・効果はほぼ変わりありません。他の資金移動業者の中には、銀行口座への送金ではなく、お金を受け取りたい方が海外の金融機関や代理店へ出向いて現金を受け取ることができるサービスを提供するところもあります。受け取る側の事情や希望を確認したうえで、一番ふさわしい方法を選択するのがよいでしょう。以下にPayforex海外送金サービスの特長を説明します。
①送金手数料が安い
第2回のコラムで詳しく説明しますが、銀行の窓口で送金するのと比べると、ほぼ半額の送金手数料で海外送金が可能です。銀行でもPayforexと同様のインターネット送金が可能ですが、それでもPayforexの手数料のほうが約20～30%割安です。そして、ここがPayforexの一番の特長、メリットとなるのですが、比較的金額が大きい外貨送金の場合には、送金手数料は0円、無料となります。たとえばUSD 米国ドル送金では通常19ドルが手数料として発生しますが、5,000ドル以上の金額で送金する場合は（※上限：100万円相当額まで）、Payforexでは送金手数料を「無料」に設定してます。このようなサービスを提供する業者は、現在のところPayforex以外にはありません。
②着金が早い
基本的に送金を依頼してから1～2営業日後に海外の送金先銀行口座へ着金するので、銀行を利用した海外送金とほとんど変わりありませんが、香港・マレーシア・ネパール（一部）向け送金の場合は、依頼後24時間以内に着金します。この「スピード送金」もPayforexの大きな特長といえます。（※土日祝日、年末年始および現地銀行休業日を除きます。）
③資金が保護されているので安心
資金決済法では、Payforexを含む資金移動業者は送金途中にあるお金と同額以上の履行保証金を保全することが義務づけられてます。つまり、資金移動業者が破たんしたとしても、送金が終わっていない資金を手元に戻すことができるよう、資金決済法によって利用者保護が図られています。ちなみにPayforexは、三井住友銀行との間で履行保証金保全契約を締結しています。
④簡単で便利
なんといっても、銀行の窓口に足を運んで送金依頼書に記入する手間、面倒から解放されます。Payforexは口座開設から両替、送金手続きまでインターネットで完結します。インターネットの利用環境が整っていれば、どこからでも利用することが可能です。
以上
筆者
Queen Bee Capital株式会社
法人営業部 宮田宏幸
Queen Bee Capitalのご紹介
「PayForex」を提供するQueen Bee Capital株式会社は、海外送金を行う方に従来よりも安価な手数料と便利なサービスを提供することを目的として設立された、資金決済法に基づく資金移動業者(登録番号 関東財務局長00010)です。インドネシアはもちろん、世界200ヵ国以上に20種類の通貨を両替・送金できるサービスを展開してます。
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