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インドネシアの労働市場と人材採用① ~日本人の現地採用について~ by RGF HR Agent Indonesia 2015/12/02 10:46 |
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【関連コラム】インドネシアの労働市場と人材採用について② ~インドネシア人の採用について~ こんにちは! RGFインドネシアの土肥と申します。 私たちは、日本の人材総合サービス/情報提供会社である㈱リクルートホールディングス の海外事業会社RGF(Recruit Global Family)のインドネシア法人で、求人企業の採用活動と求職者の就職活動をサポートしております。 世界第4位の人口を誇り、多宗教・多人種・多文化で構成されているインドネシア。 GDP世界16位(2013年IMF-World Economic Outlook Databases)と、他の東南アジア地域と比較しても高い水準で推移しており、更に経済成長率もアジアでは中国に続き約6%前後(2013年IMF-World Economic Outlook Databases)を維持しています。日本では考えられないスピードの中、インフレの影響による物価や人件費だけではなく、今後の企業発展に求められている人材も大きく変化をしています。 私たちRGFは、現地法人(企業)に直接雇用されるインドネシア人、また日本人の現地採用の就職のお手伝いをさせていただいております。 今回は「優秀な人材に長く働いてほしい」「現地でコア人材を採用したい」とお考えの企業の皆様に、インドネシアにおける人材マーケットと人材採用について2回に渡ってお伝えしたいと思います。前半となる今回は、主に日本人の現地採用についてです。 <インドネシアの労働市場と日系企業の傾向> 世界的に注目される成長国の一つであるインドネシア。労働人口も1億2170万人、更に中位人口も26.9歳(2010年、UN、World Population Prospects)と若いのが特徴です。 その中でもインドネシアの日系企業は、今では1700社を超え、今まで以上に求人トレンドが上昇しています。 進出日系企業の主な業界としては、自動車等の耐久消費財の製造業を筆頭に、一般消費財分野でも製造業の進出が加速、最近ではサービス産業も拡大傾向にあります。一般的な販路拡大だけでなく、日本企業や日本人に向けたサービス拡大のため、インドネシア人の採用だけでなく「日本人の現地採用」を依頼される件数が弊社でもここ半年で急激に伸びています。 日本人の現地採用について求められている人材としては、「ローカルスタッフをマネージメントする日本とインドネシアの橋渡し的存在がほしい」、「現地の言葉・文化・人をよく理解し、インドネシアで長期就業ができる日本人がほしい」というご要望です。同時に「本社からは駐在員を減らしローカライズ化を求められている」という状況もあり、日本人を現地採用する傾向が強まってきているようです。 <現地採用とは> ここで言う「現地採用」とは、インドネシア法人が直接日本人を採用するという、一つの人事手法となります。日本の本社から派遣される「駐在員」とは違い、あくまでも自らの意思で雇用関係を結ぶことが大きな違いです。 どのようなバックグラウンドを持った方が多いかというと、学生時代のインドネシア留学経験から、語学を活かすために社会人になって戻ってきた方、中国勤務されていた方が東南アジアに魅力を感じて移住された方、またご主人のインドネシア駐在に帯同し、自身も働き始めた方等、様々です。このように、何かしらインドネシアに縁がある方もいらっしゃいますが、反対に、日本や他国から問合せを頂くことも顕著に増えてきており、海外からの注目度が高いこともうかがえます。 また、今まで「駐在員のアシスタント的な立場」や「リタイアされたシニアのためのポジション」というイメージが多かった日本人の現地採用ですが、現在では「コア人材」として多岐にわたるポジションを求める企業が増えています。例えば、駐在員の帰任のタイミングに合わせてその業務を現地採用のスタッフに一任するなど、事業をローカライズ化させるための一つの人事戦略としても当たり前になってきているようです。 <一般的な雇用形態> インドネシアの雇用形態は「正社員」「契約社員」「日雇い社員」の3種類だけで、アルバイトやパートタイマーは認められていません。これは日本や他国とも異なる特徴の一つと言えるでしょう。 また、日本人を現地採用する場合、企業側では就労ビザ取得手続きを行う必要があります。書類提出後は1か月半ほどかかるため、面接時にはビザステータスを相互確認し、就労開始日も余裕を持った日程に調整する必要があります。 社会保障や有給休暇などのその他手当等もインドネシアの労働法にしたがって手続きをします。特に社会保険は労働者保険保障(Jamsostek)という名称で、労災保障、死亡保障、老齢保障(年金)、健康維持保険の4つから成り立っており、雇用形態によりますが強制加入、加入義務などが細かく定められているので確認が必要です。 <一般的な採用の流れ> 採用の流れについてですが、基本的には日本での採用と大きく変わりませんが、スピードが違います。 内定から入社まで、大体一か月程度、面接は通常1~2回で採用決定を出される日系企業が多いのです。というのも、転職希望者は複数の企業を選考しているケースが大半のため、選考が長期化すると、優秀な人材は他社から内定を出され、選考中に辞退をされてしまうという事も多く、採用決定までのスピードは重要なポイントとなります。 ここまで、簡単に労働市場と日系企業の傾向、雇用体系や一般的な採用手順の流れなどをお話してまいりました。次回はインドネシア人の特徴や採用についてに深く迫ってお話したいと思います。 【関連コラム】インドネシアの労働市場と人材採用について② ~インドネシア人の採用について~ RGF HR Agent Indonesia 拠点長
PT. BRecruit Indonesia・Director 土肥 幸之助
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