居心地抜群ジャカルタのカフェ#5
By A.K.I
探せばまだまだ次々発掘されるジャカルタのカフェ。確認してみるとここ数年でオープンしたという店舗が結構多いです。自国のコーヒー豆の良さが再認識され、輸出用が大半を占めていたのが、近年国内での消費の動きも活発になってきているとか。コーヒーだけでなく、国産カカオ豆を使った"Pipiltin""Pod"といった自国のチョコレートブランドの製品も昨年頃からモール内など各スーパーにあっという間に陳列されるようになりました。自国の良い産品を国民が享受できていなかったのかという事実にハッとしたりもしつつ、まだまだ高価といわざるを得ないこれらコーヒーやチョコレートが、もう少し一般の人々に手の届く価格帯で供給される日がくるのは、いつになるのだろうかと考えてしまったりします。
カフェに話を戻し、聞くところによると、起業のハードルはそれほど高くなく当たればかなり大きいということで、カフェを開きたいという若者が増えているもよう。ただし、人気を集めお店を維持していくのはそれは思う程簡単なことではなく、感じの良いカフェができたと思ったら、ふと気付いたときにはもう看板が外されてしまっているなんてこともちらほら。ジャカルタに限ったことではなく、東京など競争の激しい大都市ではどこでも同じとも言えますが、気に入った店舗は息長く続いてくれることを願いつつ、新たに居心地の良いカフェを発見するのもまた楽し。今回もまたジャカルタのカフェ、ご紹介します!
1. Tanamera Coffee
2013年創業の、インドネシア産アラビカ豆に情熱を注ぐコーヒーショップと謳われているTanamera Coffee。コーヒー豆の赤いパッケージ、サーブされる赤いコーヒーカップが印象的です。バリスタになるための講座なども開講されているそうで、コーヒーをおいしく飲むということへの思い入れが感じられます。
個人的に、路面店が落ち着けて好きなので、Kebayoran店に行ってみましたが、赤と茶色で統一された少々レトロ感漂う空間はなかなかの居心地。現在ジャカルタ市内・近郊に5店舗。コーヒー豆の種類や焙煎の仕方でコーヒーの風味は幅広いので、お好みの風味があるかどうかお近くの店舗で一度お試しください。
WebSite:tanameracoffee.com
ジャカルタ新名所2017by A.K.I ジャカルタの見どころと言えば、独立記念塔モナス、国立博物館(2018年7月頃まで改装工事中。現状、新館のみ見学可能)、イスティクラルモスク、カテドラル、バタビア広場、タマンミニ。すぐに思いつくのはそういったところでしょうか。以前"多様な宗教が共存する街ジャカルタ""ジャカルタのエンターテイメント"等記事にてジャカルタ ... 続きを読む
ジャカルタ・トピックス_Desember2017 by A.K.I 早いもので、あっという間に今年ももう12月。ジャカルタには冬が無いのと、西暦での新年にはそれほど重きが置かれていないというところから、年末感・師走感はほぼ感じられません。クリスマスのディスプレーが見られるようになってきたこと以外、周囲の空気は全くいつもと変わりない日常のインドネシアですが、2ヵ月毎にホットな情報をお届 ... 続きを読む
本音トーク!ジャカルタストレス #2by A.K.I 今回も乗りかけた船で、引き続きジャカルタストレス本音トーク第2弾!お付き合いください。前回はジャカルタにて移動・車関係でストレスと感じられる事柄をまとめてみましたが、続いてはその他日常生活におけるストレス事項を取り上げてみます。 いくら自身が慣れてきたと思っていても、どうしても傍目には、異国にいる外国人は目立ちます。だから、その差異につけこまれ ... 続きを読む