バリ・デンパサールの見どころ

デンパサールは庶民の街で、観光地とは違った活気と魅力にあふれています。
今回は、そんなデンパサールの観光スポットのご紹介です。
 

1. ジャガッナタ寺院

白を基調とした寺院で、バリヒンドゥーでは最も位の高い神様が祀られているお寺。バリ島では寺院に入場するには、「サルン」という腰巻布を着用しなければならない。サルンは寺院の入り口で、無料でレンタルしている。お布施は5000rp(50円程度)。


塔の上に椅子のような物が付いている石像で、バリ島では一般家庭の家寺でもこのタイプの石像を見かける。


何かの儀式の後なのだろうか、大量のココナッツが割られている。周囲はココナッツの汁だ
らけになっていた。
 

2.バリ博物館

バリ島の歴史や文化が紹介されている博物館で、ツアーで立ち寄る観光スポットにもなっている。バリ博物館には、様々な展示物が飾られており、展示物から伝統儀式やバリ人の生活を知ることができる。博物館は4つの建物に分かれており、展示物のボリュームにも大満足。


バリ伝統芸能が紹介されているブース。腰布を巻いた妙に筋肉質の男性が気になった。現在のバリ人はもう少しお腹が出ていてぷにぷにしている。


ケチャダンスや儀式の際に人々が腰巻として使用し、町中の石像も腰に巻いているチェック柄の布、「ポレン」。この建物には、生活に使われていた品々が展示されていた。
 

3. 市場～パサール・バドゥンとクンバサリ・ショッピングセンター～

デンパサールの中心部には、パサール・バドゥンとクンバサリ・ショッピングセンターがあり、庶民の台所としての役割を果たしている。


バリの市場では、このように品物が所狭しと積み上げられている事が多い。
 
パサール・バドゥンは豊富な食材を取り揃えている市場で、24時間休まずに営業しているので、いつ行っても楽しむ事ができる。庶民の台所なので、物の値段がとても安く、クエラピス等のバリ菓子が1つ1000rp(約10円)～程度の値段で買う事が出来る。また、デンパサールの市場ではウブド等の観光地に比べてぼったくりも少なく、安心して買い物を楽しむ事ができるので、庶民のグルメを楽しむにはお勧め。注意点は、市場の奥に行くと肉の解体作業をしているので、苦手な方は市場の奥には行かない方が良い。
 
クンバサリ・ショッピングセンターは雑貨や衣料品店が多いショッピングセンター。民宿のオーナーさんによれば、「バリらしいお土産を購入するのに適した場所」だそうだが、商品のクオリティーが低く、バリらしすぎて日本で使う事ができるのか疑問な物が多いので、見るだけの場所だと感じた。
 

4.ショッピングセンター

デンパサールにはいくつかのショッピングセンターがあり、ショッピングセンターにはスーパーやフードコートが入っているので、買い物や食事を楽しむ事ができる。屋台と比べて衛生面にも配慮されているので、バリ初心者がリーズナブルにB級グルメを楽しむのにもお勧めだ。
 
ラーマヤナ：
バリ島にしては大き目のデパートで、衣料品～食料品まで幅広い種類の商品が置かれている。ゲームセンター・マッサージ店・どちらかと言えば外国人向けの飲食店が入っている。お金持ち向けなのか、価格帯は高め。
 
ティアラ・デワタ：
スーパーマーケット・携帯電話ショップ・衣料品店・ゲームセンター・フードコート等が入っているショッピングモール。ティアラ・デワタはラーマヤナに比べると庶民向けのショッピングモールで、フードコートではナシゴレンやミーゴレン等の庶民のグルメをリーズナブルな価格で楽しむ事ができる。スーパーにはお土産になりそうなお菓子が売っているのでばらまき土産を買うにも良い。
 

観光の注意点

1.交通事後に注意する

デンパサールはバリ州の州都だけあって、交通量が多い。バリの交通マナーは歩行者優先ではないので、道路を渡る際はバイクや車に注意する事。
 

2.移動手段の選び方に注意する。

デンパサールの街は広く、バリ博物館・ジャガッナタ寺院以外の観光スポットやお店は歩くと結構距離がある。バリの気温は高く、日が照っている日中に交通量の多い道を長距離歩くには体力を使う。熱中症の危険があるので、タクシーを使うことができればタクシーでの移動をお勧めします。
ベモという庶民の移動手段もありますが、悪質な運転手が多く、外国人だと高い運賃を請求される事が多い。ベモでの移動はあまりお勧めできない。