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バリの庶民街デンパサールの紹介と滞在のメリット  by  じゃかナビ記者

  • 7月22日(水)- 2015年

バリの庶民街デンパサールの紹介と滞在のメリット


デンパサールは空港から約1時間程度の所にあるバリの州都で、行政や経済の中心地になっている。観光地としてはあまり知られていないが、庶民の暮らしを堪能し、人々との交流を楽しむ事のできる魅力あふれる都市だ。
 
今回は、そんなバリ島の庶民の街デンパサールを紹介します。
 

デンパサールに滞在するメリット

1.物価水準を知る事ができる

バリ島では、現地人向けの価格と観光客向けの価格の二重価格が設定されている事が多く、空港や観光地では日本より少し安い程度で日本とはあまり変わらない価格設定がされている事が多い。
しかし、デンパサールは庶民の街で観光客は基本的に少ないので、現地人向けの価格である事が多く、買い物をしている内に現地の金銭感覚を身に着ける事ができる。


現地人向けの食堂。価格設定が庶民向けなのでお金をかけずに食事をする事が出来るので節約派にはうれしい。


上の写真の食堂で食べた空芯菜とバナナの茎のナシチャンプル。値段は7000rp(約70円)で、とてもリーズナブル。


こちらは、庶民向けのショッピングモールで食べた、ナシクニン日本円にすると100~200円。ナシクニンはインドネシアのお祝い料理で、ショッピングモールに行けば、バリ・インドネシアの様々な料理がリーズナブルな価格で食べられる。
 

2.ショッピングセンターや市場が充実しているので買い物に便利

デンパサールは庶民の街なので、衣料品や電化製品等の生活に必要な物も、バリ島の他の地域に比べると手に入りやすい傾向にある。
 

インドネシアで携帯電話を購入

長期滞在にはインドネシアの携帯電話が必要だったので、ティアラ・デワタというショッピングモールで購入しました。携帯電話は165000rp(約1650円)~で売られており、観光地で購入するよりもリーズナブル。


通話とメール機能の付いた携帯電話。値段は185000rp(約1850円)。


この値段にも関わらず、カメラまで付いている。インドネシアの携帯電話は安い。
 

3.観光地化があまり進んでいないので、ぼったくりに遭う事が少ない

 観光地では、観光客を相手に商売をしており、外国人は物価をあまり知らない上にお金を持っていると思っているので、定価の何倍もの金額をふっかける事が当たり前になっている。
 
しかし、デンパサールは庶民の街なので商売相手は庶民である。そのため、外国人にふっかける事が少なく、安心して買い物をする事ができる。
 
ただ、例外があり、ベモの運転手は悪質で、値上げ交渉をしつこく迫ってくるので注意が必要。
 

4.役場や大使館があるので、何かの手続きの際には便利

デンパサールはバリの州都なので、イミグレーション・大使館・運転免許を取得できる警察署等の機関がそろっている。デンパサールに滞在していれば、何か困った事があったとしても安心できる。
 

5.人々との触れ合いをより楽しむ事ができる

ウブド等の観光地と違い、時間に余裕があるのか、人々はゆったりとしていて、気軽にコミュニュケーションを取る事ができる。

チャナン(お供え物)の屋台の様子。

お店が忙しくなければチャナン作りを体験させてくれる事もある。ウブドではチャナン作りのワークショップが有料で開催される事があるが、ここでは、うまくいけば無料でチャナン作りを教えてもらう事ができる。
交渉次第では1つからチャナンを買う事ができ、部屋に飾っておくとお洒落。値段はそれほど大きくないチャナンで1つ2000rp(約20円)~。
 

6.庶民の生活を知る事ができる

デンパサールは庶民の街で、観光客向けのサービスは少なく、一般市民に向けたサービスが多い。公園などの広場では、市民向けのイベントが開催されており、その様子を見る事も楽しい。また、デンパサールの人々はフレンドリーな人が多く、見ず知らずの外国人にもとても親切に接してくれる。話をしていると、自宅に招待してくれる人も多いのでお宅訪問をするのが楽しい。
 

まとめ

デンパサールには観光スポットは少ないものの、滞在するメリットは多く、魅力あふれる街です。バリ島に長期滞在される方やバリの素顔を知りたい方には便利な街だと思います。