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バリ島のコーヒー農場で本場のバリコーヒーを楽しむ  by  じゃかナビ記者

  • 7月18日(土)- 2015年

バリ島のコーヒー農場で本場のバリコーヒーを楽しむ

 
バリコーヒーは、バリ島のお土産としては人気です。ウブドの街には多くのコーヒーショップがあり、スーパーにもたくさんのバリコーヒーが売られています。コーヒーと言えば、ブラジル等の中南米の地域で栽培されているイメージがあり、「コーヒー農園を見学する」と言えば、「ブラジルまで行かないと見学できない」というイメージがありましたが、バリ島なら、観光ツアーも組まれていて、比較的簡単に見学をする事ができます。
 
今回は、バリ島のコーヒーファームとバリコーヒーをご紹介します。
 

無料で8種類のコーヒーやドリンクが試飲できる

バリプリナ農場では、無料で8種類のコーヒーを楽しむ事ができます。


1.ココナッツコーヒー

甘くて南国の味がするコーヒーで、コーヒーパウダーにココナッツミルクを加えて作ります。
 

2.レモングラスティー

レモングラスと聞くと爽やかな風味を思い浮かべる方も多いと思いますが、バリプリナ農場でテイスティングしたレモングラスティーは、甘酸っぱくてしつこい味でした。

3.アセロラティー

イチゴのような風味で、日本で飲むアセロラティーよりは濃厚でした。ビタミンの補給には良いかもしれません。
 

4.ジンジャーティー

日本で言う生姜湯のような飲み物で、味も日本の生姜湯に似ていました。ドライジンジャーとドライシナモンに熱湯を注ぐだけで手軽に作る事ができます。
 

5.モカ

味は薄いですが、コクがありました。
 

6.ジンセンコーヒー

ミルクのようなコーヒーで苦味が少なかったので、お子様でも楽しむ事ができると思います。
 

7.ココア

日本のスーパーで売られているココアとは本物感が違います!!
 

8.バリコーヒー

バリプリナ農場で栽培されている豆の種類は、多くの場合アラビカ種だと思います。エチオピアから世界各地に広がり世界各地で栽培されています。味や風味は栽培された土地の気候や土壌に影響されるのですが、基本的には風味が豊かで酸味が比較的強い事が特徴です。
バリプリナ農場での頂いたバリコーヒーは、酸味が強く個人的にはあまり好きになれませんでした。
 

番外.ジャコウネコのコーヒー

味や香りの奥深さで知られているジャコウネコのコーヒーが50000rp(500円程度)の追加料金で楽しむ事ができます。
 

農場の見学

コーヒーのテイスティングの前後には、農業の見学があり、農場のスタッフさんが農場の植物やコーヒーの作り方を丁寧に説明してくれます。※英語での説明になります。

農場では、ジャコウネコが飼育されています。ジャコウネコは夜行性なので昼間は、このように小屋に入って寝ていてほとんど動きません。


バニラビーンズ・カカオ・コーヒー豆等の農場で収穫される作物を乾燥させている所です。


薪を使って手作業でコーヒー豆を焙煎しています。現在は機械化されてきていますが、10数年前までは、このように、人の手で焙煎されていたそうです。


豆を焦がさないように、こまめに豆を混ぜます。


豆を粉末状にする「きね」と「うす」です。月のうさぎさんがお餅をついている時に使っている時のきねとうすにそっくりでした。
 

コーヒーの他にもカカオ・コショウ・スネークフルーツ・パイナップル等様々な種類の作物が栽培されていて、バリ島の農業や自然の学習になりました。
 

バリプリナ農場・料金・アクセス

今回見学したのは、「バリ プリナ(Bali Pulina)」というコーヒー農園で、場所はウブドから車やバイクで20~30分程度の所の山奥にあります。ツアーの利用や、車やバイクをチャーターする事がお勧めです。
ツアーの申し込みや車のチャーターは、ホテル・民宿・町の観光案内所等で簡単にできます。一番安いと思われる方法が、バイクタクシーをチャーターした場合で、半日250000rp(2500円)程度でコーヒーファームに行く事ができました。他の観光スポットも巡る事ができてお得です。
 

まとめ

コーヒー農園の見学は、コーヒーの事をより深く知る事ができるだけではなく、バリ島の自然や生き物についても知る機会になります。コーヒーが好きな方だけではなく、バリの自然に触れたい方にもお勧めです。きっと良い経験ができるので、バリのコーヒー農園に行ってみて下さい。